ライティング
前回の記事でカメラを再開したことを書きましたが、
その続きの話になります。
撮影を依頼してくれた人がコスプレ写真の撮影だったので、コスプレ撮影を主とした撮影をしていこうと思っております。もちろんチャンスがあればそれ以外の撮影もしたいです。
コスプレ関連で知り合ったカメラマンの発言、作品が自分には理解できない状態で、どこかで毒を吐かないと息がつまりそうなので、書かせてももらいます。
その人は自称商業カメラマン(まぁ、プロカメラマンってことかな)と言っています。
その人はアマゾンなどで購入する照明器具は安物で使い物にならないと言い切りました。
でも、プロフォトやコメットなどの決して安物とは言えない機材だってアマゾンで
購入することができます。
その人はそういう機材を使ったことがない(知らないのだと思います)からこそのご自慢の照明システムの写真を見たのですが、もう・・・・絶句です。
中華製(yongnuoかな?)のLEDが3灯くらいでクッソ安い200w程度の入門用のものブロック、そして蛍光灯の定常光を「これがライティングだ」みたいな感じで紹介してました。
自分は光源を複数混ぜることには抵抗があります、そしてこの環境では他の照明の影響を受けると思います。
その環境が自慢の照明なわけですが、その人の写真を見るとある意味納得できます
まず、人を撮影しているのですがフラットな光で(顔の凹凸が表現できてない)とても暗くて(メインのフラッシュが弱すぎでメインの意味を理解できてないのかな?)、緑かぶりしており、ホワイトバランスすらとれていない写真が量産されています。
肌の透明感はピントで決まって、画像の良し悪しはexif情報で決まるし、exif情報を見るだけでその人の力量がわかると断言もしております。
あと、現像もphotoshopのあとでlightroomへ入れるということやっていて、白ホリで撮影写真がグレーになって修正できないと言ってます。
photoshopで設定を決めてどんなフォーマットで出力しているのかわかりませんが、photoshopで画像をいじってitiffデータで出力しても散々修正した内容が出力されるので、そのデータをlightroomに取り込んだところでうまく調整できるとは思えません。
rightroomのいいところは、rawデータに対して直接設定を変更するのではなくてあくまでもカタログ上で設定を変更するだけなので、何度でもやり直しができます。
lightroomの利点を全く理解していないとしか思えない
ちなみに、その写真をphotoshopで開いて色調補正のトーンカーブからスポイトツールで簡単に修正できて白くなりました。(もちろんjpegなので限界はあります)
多分、ホワイトバランスという概念がなくオートで撮影していて
周辺の色に影響されていて、メリハリのないライティングで暗く顔色の悪い写真ばかりをこれが商業カメラマンの作品だと言われてもなんの説得力もない
まぁ、散々言ってますがじゃあ、お前はどうなんだ?と言われれば
そんなに胸をはってこの作品です!とはまだまだ言えないものが多いです。